
「AirTagから電池残量の通知が来た」「電池切れで反応しなくなった」という方も多いのではないでしょうか。
AirTagの電池交換は工具不要で自分でできますが、「どの電池を買えばいい?」「交換方法がわからない」「交換したのに動かない」というトラブルの声もよく聞かれます。
この記事では、AirTagの電池の種類・寿命・交換手順・よくあるトラブルと対処法まで、わかりやすく解説します。
AirTagの電池の種類
AirTagに使用する電池は「CR2032」という直径20mm・厚さ3.2mmのリチウムコイン電池(ボタン電池)です。
CR2032はコンビニ・ドラッグストア・家電量販店・100円ショップで幅広く販売されている汎用的な電池で、入手しやすいのが特徴です。価格は1個あたり100〜300円程度が目安です。
ただし、すべてのCR2032が使えるわけではありません。苦味コーティング(ビタースコーティング)が施されたCR2032は、コーティングが接点に干渉してAirTagが正常に動作しない場合があります(詳しくは後述)。
🎓 専門家の経験からの一言アドバイス
【結論】 AirTagの電池交換は難しくありませんが、「苦味コーティングなしのCR2032を選ぶ」という点だけ注意すれば、あとは30秒もあれば完了します。電池を買う前にパッケージで「苦味コーティング」の記載がないか確認してから購入してください。
なぜなら、苦味コーティング付きの電池は子どもの誤飲防止のために表面に苦味成分が塗布されており、この成分がAirTagの金属接点に干渉し「電池を入れても反応しない」というトラブルの原因になるからです。Appleも公式サポートページで苦味コーティングなしの電池を推奨しています。
AirTagの電池寿命
Appleの公式情報によると、AirTagの電池寿命は約1年以上とされています。
ただし、実際の使用状況によって変動します。
| 使用条件 | 電池の持ち目安 |
|---|---|
| 通常使用(たまに音を鳴らす程度) | 約1〜1.5年 |
| 頻繁に位置確認・音を鳴らす | 約8〜12ヶ月 |
| 紛失モードで常時稼働 | 約6〜8ヶ月 |
| 低温環境(冬の屋外など)での使用 | やや短くなる |
電池残量はiPhoneの「探す」アプリまたはBluetoothアクセサリ設定から確認できます。残量が少なくなるとiPhoneに通知が届きます。
AirTagの電池交換手順
交換は工具不要で30秒ほどで完了します。
Step 1:AirTagの背面(ステンレス面)を反時計回りに回す ステンレス製の背面カバーを軽く押しながら、反時計回りに回します。ロゴの向きが変わったら外れます。力が必要な場合は、滑り止めのついたゴムシートなどを使うとやりやすいです。
Step 2:古い電池を取り出す カバーを外すと電池が見えます。軽く傾けるだけで電池が出てきます。
Step 3:新しいCR2032を「+(プラス)面を上にして」セットする 電池のプラス面(文字が書いてある面)が上(外側)になるように置きます。向きを逆にするとAirTagが動作しません。
Step 4:カバーを時計回りに回して閉める カチッと音がするまで時計回りに回して固定します。正しくセットされると、AirTagから音が鳴り電池交換完了のサインが出ます。
Step 5:iPhoneで動作確認 「探す」アプリを開き、AirTagが認識されているか・音を鳴らせるかを確認して完了です。
電池交換後に動かない場合の対処法
「新しい電池を入れたのに動かない」というトラブルで最も多い原因は以下の3つです。
① 苦味コーティング付きの電池を使っている 前述の通り、苦味コーティング付きCR2032は接触不良を起こす場合があります。パッケージを確認し、苦味コーティングなしの電池に交換してみてください。Panasonic・ソニー・maxellなどの国内メーカー品は比較的トラブルが少ないです。
② 電池の向きが逆 プラス面(文字が書いてある面)が上(外側)になっているか再確認してください。
③ 接点が汚れている 電池の接点部分を乾いた布で軽く拭き取り、再度セットしてみてください。
おすすめのCR2032電池
苦味コーティングなしで安心して使えるブランドを紹介します。
| ブランド | 特徴 |
|---|---|
| Panasonic CR2032 | 国内メーカー・品質安定・入手しやすい |
| ソニー CR2032 | 国内メーカー・コンビニでも購入可能 |
| maxell CR2032 | 国内メーカー・価格がやや安め |
| Energizer CR2032 | 海外ブランド・Apple公式でも推奨されている |
| Duracell CR2032 | 海外ブランド・高品質・苦味コーティングなし版あり |
苦味コーティングが問題になりやすいのは主に海外の一部ブランドですが、国内の主要メーカー(Panasonic・ソニー・maxell)ではほぼ問題は報告されていません。迷ったらPanasonicかソニーを選べば安心です。
まとめ
AirTagの電池はCR2032(リチウムコイン電池)で、寿命は約1年。交換は工具不要で30秒ほどで完了します。
- 電池の種類: CR2032(リチウムコイン電池)
- 電池寿命: 通常使用で約1〜1.5年
- 交換手順: 背面を反時計回りに回す→電池を交換→時計回りに閉める
- 最重要注意点: 苦味コーティング付きCR2032は使用不可
- おすすめブランド: Panasonic・ソニー・maxell(国内メーカー)
電池残量の通知が来たらすぐに対応すれば、AirTagが突然使えなくなるリスクを防げます。CR2032を1個ストックしておくと安心です。
参考文献
- AirTagの電池を交換する - Apple サポート - Apple Inc.
- CR2032電池の選び方 - Panasonic - パナソニック株式会社
- AirTag 製品仕様 - Apple - Apple Inc.













