
韓国コスメのリップといえば数え切れないほどのブランドがひしめき合っていますが、「結局どれが一番使えるの?」と聞かれたら、クリオ(CLIO)とペリペラ(Peripera)の2ブランドを挙げる人は多いはずです。
値段は安い、発色は良い、持ちは驚くほど長い。この3拍子が揃ったプチプラリップとして、韓国のオリーブヤングでも常に上位に位置しています。この記事では、クリオの「ルージュヒールベルベット」とペリペラの「インクザエアリーベルベット」を徹底比較しながら、それぞれの特徴・使い方・選び方を詳しく解説します。
クリオ(CLIO)とペリペラ(Peripera)はどんなブランドか
クリオは1997年に韓国で創業したコスメブランドで、プロのメイクアップアーティスト向けに開発された製品を一般向けにも展開しています。ブランドのコンセプトは「アーティストのためのコスメ」。プロの現場で使われる発色と精度を、プチプラ価格で実現するという姿勢が韓国の若い世代に支持されています。
ペリペラは、クリオが展開するサブブランドです。クリオより若い女性向けのポップでかわいらしいデザインが特徴で、特にリップ製品が人気を博しています。ペリペラのインクシリーズは韓国のオリーブヤングで毎年上位の売れ筋になっており、2017年にはリップティント部門で売上1位を獲得しています。
同じグループが展開する2ブランドだけあって、製品の品質や処方には共通のこだわりが感じられます。どちらも「マットなのに乾燥しにくい」「1度塗りで高発色」という特徴を持っています。
クリオ ルージュヒールベルベット
製品の特徴
クリオのルージュヒールベルベットは、マットなのにしっとりとした質感が特徴の口紅タイプのリップです。チップタイプではなく、通常の口紅と同じスティック型なので、ラインを引くように塗れます。
最大の特徴はスティックの先端がカットされた独特の形状にあります。この斜めカットが唇の輪郭にフィットしやすく、口角や唇の端など塗りにくい部分も一本で仕上げられます。「リップライナーいらず」という声が多いのはこの形状のおかげです。
発色と仕上がり
1回塗りで色が乗る高発色が最大の魅力です。マットリップにありがちな「何度重ねても薄い」というストレスがなく、さっと1回塗るだけでしっかりとした色が出ます。
テクスチャーは硬すぎず柔らかすぎない絶妙な固さ。硬いと唇にひっかかりやすく乾燥につながりますが、柔らかすぎるとよれやすい。ルージュヒールベルベットはその中間で、塗った瞬間のすべりがよく、唇にしっとりと密着します。
カラーバリエーションは豊富で、番号によってピンク・レッド・コーラル・ブラウン系など幅広い選択肢があります。#9のローズブリーズは暗めの赤系ですが、唇に乗せると適度に明るく発色する絶妙なカラーで、日本人の肌にも馴染みやすいと評判です。
使い方のポイント
- スティックを唇の中央からさっと塗る(雑に塗ってOK)
- 指でポンポンと叩いて馴染ませる
- グラデーションリップにしたい場合は外側に向かって指でぼかす
「きっちり塗ろう」と頑張るよりも、中央に乗せて指で広げる方が自然に仕上がります。グラデーションリップが流行した時期に特に人気を集めたのもこの使い方のしやすさのおかげです。
価格と購入場所
韓国ではオリーブヤングやコスメショップで約7,000〜9,000ウォン(約700〜900円)で販売されています。日本ではAmazon・楽天などで購入でき、現地より若干高くなりますが1,500円前後で手に入ります。
ペリペラ インクザエアリーベルベット
製品の特徴
ペリペラのインクザエアリーベルベットは、クリオよりさらに若い世代に人気のチップタイプのリップティントです。スポンジチップが先端についており、これで唇に叩き込むようにして使います。
「エアリー(Airy)」という名前の通り、塗った瞬間のふわっとした感触が他のリップとは一線を画します。空気を含んだようなテクスチャーが唇に溶け込むように広がり、「こんな感触のリップは初めて」という感想が多く寄せられています。
発色と持続力
発色はインクシリーズならではの鮮明さがあります。コーラル・ピンク・レッドなどの王道カラーから、フィグやマルベリーなどトレンドカラーまで幅広く展開されており、色の鮮度が非常に高いのが特徴です。
最大の特徴はその圧倒的な持続力です。塗って指でポンポンと馴染ませると、まるで唇に染め込まれたかのようにとれなくなります。食事をしてもマスクをつけても、時間が経っても色落ちしにくい。これがリップティント売上1位の理由です。
一方で、しっかり落とさないとクレンジング後も唇に色が残ることがあります。オイルクレンジングか、専用のリップリムーバーを使うことをおすすめします。
使い方のポイント
- チップに少量取り(多めに取らないのがコツ)
- 唇の内側から中央にポンポンと叩き込む
- 指でさらに外側に向けて広げる
- ティッシュを口でそっとはさんで余分な量をオフする
裏技として「ティッシュを軽く口でくわえる」方法が効果的です。これをすることで塗りすぎた余分な色が取れ、よれ防止にもなります。さらに残った色が唇に密着するため、持続力がより上がります。
一度に多く塗るとよれやすいので、「少量を薄く重ねる」感覚で使うのがポイントです。
価格と購入場所
韓国では約7,000〜8,500ウォン(約700〜850円)。日本でも1,000〜1,500円前後で購入可能です。オリーブヤングのオンラインショップでも購入できます。
クリオ vs ペリペラ どちらを選ぶべきか
| 比較項目 | クリオ ルージュヒールベルベット | ペリペラ インクザエアリーベルベット |
|---|---|---|
| タイプ | スティック口紅型 | チップ型リップティント |
| テクスチャー | しっとりマット | ふわふわエアリー |
| 発色 | 高発色・1回で決まる | 鮮明・染め込まれるような発色 |
| 持続力 | 長い | 非常に長い(最強クラス) |
| 乾燥 | しにくい | しにくい |
| 落としやすさ | 比較的落としやすい | しっかり落とす必要あり |
| おすすめの人 | 口紅感覚で使いたい人・初心者 | とにかく落ちないリップを求める人 |
初めて韓国マットリップを試す方には、クリオがおすすめです。 スティック型なので日本人が慣れ親しんだ口紅の感覚で使えます。失敗しにくく、塗り直しもしやすい。
「落ちないリップ」を最優先する方にはペリペラが上です。 仕事や長時間のお出かけで一度塗ったらキープしたい場面に最適です。落とすのに手間がかかる点だけ覚えておけば、持続力の満足度は他のリップと比べ物になりません。
よくある質問
Q. 乾燥しやすい唇でも使えますか?
どちらも「マットなのに乾燥しにくい」という口コミが多い製品ですが、乾燥が気になる場合はリップ塗布前にリップバームで下地を作ることをおすすめします。特にペリペラのインクタイプは、唇が荒れた状態で使うと乾燥が目立つことがあります。
Q. グラデーションリップを作るには?
どちらも「中央に色を乗せて指でぼかす」だけで自然なグラデーションが完成します。クリオはスティック型なので中央だけにピンポイントで塗りやすく、ペリペラはチップがあるので内側に集中して叩き込むのが簡単です。
Q. 日本で買うとどのくらい高くなりますか?
現地の1.5〜2倍程度が目安です。韓国で500〜900円のものが、日本では1,000〜1,500円前後になることが多いです。送料込みでも韓国旅行の際に現地で買う方がお得です。
Q. 色落ちしたときに汚くなりませんか?
クリオは比較的きれいに色落ちします。ペリペラはティント系なので、落ちる時は内側から均等に薄くなる傾向があり、いわゆる「よれて汚くなる」現象が起きにくいです。
Q. ネット購入で偽物をつかまされないか心配です
楽天・Amazon・QOOL(韓国コスメ専門店)などの正規取扱店から購入すれば偽物の心配はほとんどありません。あまりにも安い出品には注意が必要ですが、定価の半額以下でない限りは信頼できる出品者がほとんどです。
まとめ
- クリオとペリペラはどちらも「マットなのに乾燥しにくい」「高発色・高持続力」のプチプラ韓国リップの代表格
- クリオ ルージュヒールベルベットはスティック型で初心者にも使いやすく、斜めカット形状で塗りやすさが抜群
- ペリペラ インクザエアリーベルベットはチップ型で持続力が圧倒的。一度塗ったら落ちないリップを求める人に最適
- どちらも1,000円前後で手に入り、高価なデパコスリップに引けを取らないクオリティ
- 初めてなら口紅感覚で使えるクリオ、持続力重視ならペリペラという選び方がシンプルでわかりやすい
- 使い方の共通コツは「中央に少量のせて指でポンポン馴染ませる」こと
韓国リップデビューに迷っているなら、まずこの2つのどちらかを試してみてください。「こんなにコスパのいいリップがあったのか」という発見が、韓国コスメにはまるきっかけになるはずです。







